注文住宅で屋根板を選ぶなら

注文住宅は屋根の素材を選ぶことが可能です。地域の気候や風土に合う屋根の素材を選びましょう。季節風が強く吹く地域ならば、風圧に耐えられる屋根の素材を選ぶと良いでしょう。日照条件が良い地域で、四季を通じて一日中、直射日光が当たる地域であれば紫外線対策を重視すると良いでしょう。

屋根の素材は基本の部分ですから、さらに強化したい特性に関しては塗装で対処します。季節風が強く吹く地域では、風圧に負けない歪みにくい屋根材を選びます。その上で、防水性や撥水性を塗装によって強化します。四季を通じて一日中、直射日光が当たる地域の注文住宅ならば、昼間と夜間の気温差で屋根材が膨張と収縮を繰り返しても傷みにくくて、元の形状に戻ろうとする性質の屋根材を選びましょう。

膨張したままで形状が固定しやすいタイプの屋根材では、夏の直射日光で膨張したときに屋根に隙間が発生し、雨漏りの原因になります。注文住宅は地域性を熟知している工務店が取り扱っていますので、遠慮なく相談すると良いでしょう。施主のアイデアでベストな選択と感じることがあっても、注文住宅の工務店に助言してもらうことで、賛同が得られれば心強いですし、もしも再考したほうが良いと分かれば、より良い条件の住宅に施工できることを意味しています。注文住宅の屋根板は、地域の自然環境への対処がポイントです。

直射日光による膨張、気温低下による収縮、季節風の強い風圧を意識して選びましょう。

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