注文住宅の中で上棟式は必ず必要な行事?

注文住宅の施工の流れの一つに上棟式と呼ぶものがありますが、この行事は注文住宅で家を建てる人の多くが行っているので自分もやった方が良いのだろうか、このような疑問を持つ人も多いのではないでしょうか。そもそも上棟式は、上棟と呼ぶ工程までが無事完了したことを祝う行事です。注文住宅の中でも木造建築で、梁や柱など基礎構造が完成した後に屋根の一番上にある部材の棟木を取り付けることを上棟と呼びます。この段階では、屋根の骨組みはあるけれども屋根となるものがないので、上棟のときに雨が降って来ると木材が濡れてしまうのではないか、濡れてしまうと腐るのではないかなど心配される人も多いかと思われますが、多少の雨なら問題ありませんし、雨が降るといった予報のときなどは作業終了後にシートをかけるなどして保護してくれるので安心です。

さらに、建築に使用する木材はしっかり乾燥させてあるので雨などの水分は吸収しにくいので多少の雨なら上棟を行うことも珍しいことではないのです。上棟式は、上棟までの作業が無事終わったことをお祝いする行事で、主に職人さんに感謝しておもてなしをするといった意味もあるようです。注文住宅で上棟式を行うと職人さんとのコミュニケーションが図れるようになるメリットがありますが、家の構造などで上棟式が行われないこともあります。この場合は、職人さんに対して感謝を伝えると同時に積極的にコミュニケーションを取るよう心がけることが大切です。

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